東北地方には、古くから縁結びや恋愛成就にご利益があるとされる神社やパワースポットが数多く点在しています。
本記事は、恋を実らせたい方や素敵なご縁を求める方にぴったりな、東北地方のおすすめ縁結びスポットを厳選して12箇所ご紹介します。
恋愛に不安や葛藤はつきものですが、縁結びスポットを訪れることで、心を落ち着け、自分の気持ちを整理するきっかけになるかもしれません。
神社やパワースポットの静かな雰囲気の中で、自分自身と向き合い、恋愛に対する前向きなエネルギーをチャージしてみてはいかがでしょうか?














有名なスポットから隠れた名所まで、あなたの恋を応援してくれる特別な場所をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
伊佐須美神社(福島県大沼郡)


伊佐須美神社(いさすみじんじゃ)は、岩代国一之宮として古くから信仰を集めてきた由緒ある神社です。
創建は今からおよそ2000年前と古く、日本最古の歴史書『古事記』には次のように記されています。
「大毘古命は先の命のまにまに、高志国に罷り行きき。ここに東の方より遣はさえし建沼河別、その父大毘古と共に相津に往き遇ひき。かれ、そこを相津と謂ふ。ここを以ちて各遣はさえし国の政を和平して覆奏しき。ここに天の下太平けく、人民富み栄えき。」
現代語に訳すと「大毘古命は命を受けて高志国へ向かい、東から派遣された建沼河別命と会津で出会った。そこで二人は共に国を平定し、その成果を天皇に報告した。その後、国は平和になり、民は豊かに栄えた」という意味になります。
この出来事が会津という地名の由来であり、神社創建にもつながっていると伝えられています。
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)のご夫婦、大毘古命(おおひこのみこと)、建沼河別命(たけぬなかわわけのみこと)の四柱を伊佐須美大神としてお祀りしています。
伊弉諾尊と伊弉冉尊は、日本で最初の夫婦として知られていることから、縁結びにご利益があるそうです。縁結びだけでなく、五穀豊穣や金運アップにもご利益があると言われています。
また、伊佐須美神社の授与所では、「強運御守」が人気です。
強運御守は、透明の素材でできている二体一対の家や社内に悪運を入れず吉運を招き入れ、そこに住む人や勤める人、訪れる人の運を強くすると言われています。
さらに境内には、「縁結びの紅葉」と呼ばれる二本の幹が一本の幹になる連理樹のヤマモミジがあるので、参拝の際にはこちらにも足を運んでみてくださいね。














伊佐須美神社は、あやめの名所でもあり、毎年6月中旬から7月上旬には10万株ものあやめが咲き誇るそうです。
名称 | 伊佐須美神社 |
住所 | 福島県大沼郡会津美里町宮林甲4377 |
開門時間 | 境内自由 |
公式サイト | https://isasumi.or.jp/index.html |
アクセス | JR只見線「会津高田駅」より徒歩25分 磐越自動車道 新鶴PAスマートICより15分 |
南湖神社(福島県白河市)


南湖神社は、福島県白河市の南湖公園内に鎮座しており、松平定信公をお祀りしている神社です。
南湖公園は、元々「大沼」と呼ばれた低湿地帯を白河藩主松平定信公が改修し、庭園としたものです。南湖という名称は、定信公の居城であった小峰城の南にある湖であること、それから唐の詩人李白の詠んだ詩の一節「南湖秋水夜無煙」から取られたといわれています。
定信公は、この庭園を「士民共楽の地」とし、一般庶民にも開放しました。このように、身分関係なく一般に「公園」という形で開放したものとしては、日本最古のものだそうです。
御祭神としてお祀りされている松平定信公は、領民に慕われた名君として名を残しています。
定信公は、白河の男性と会津の女性を引き合わせたという逸話があることから、男女の縁を結ぶ縁結びの神様としても名高く、恋愛成就や良縁祈願を求める多くの参拝者が訪れる人気のスポットとなっています。
参拝に訪れる方が多いだけでなく、神前結婚式を挙げる方も多いそうです。
授与所では、「結御守り」をはじめたくさんの種類のお守りを取り揃えているので、ぜひチェックしてみてください!














御神木「楽翁桜」の開花にあわせ、毎年4月上旬~5月は楽翁桜祭が開催されているので、美しい桜を楽しみながら参拝できそうですね。
名称 | 南湖神社 |
住所 | 福島県白河市菅生館2 |
開門時間 | 9:00〜16:00 *社務所受付時間 |
公式サイト | http://nankojinja.server-shared.com/index.html |
アクセス | 白河市内循環バスこみねっと「南湖東口」より徒歩5分 東北自動車道 白河ICより10分 |
盛岡八幡宮(岩手県盛岡市)


盛岡八幡宮は、岩手県一の大社と言われている神社です。
今からおよそ三百年以上前の延宝八年(1680年)に第二十九代南部重信公により建立されました。
御祭神に成功勝利の神として有名な応神天皇を祀り、農業、工業、商業、学問、衣食住など人間生活の根源の神として、
昔から地域の人々の多大なる崇敬を集めてきたそうです。
境内には12ものお社があり、「神社のテーマパーク」とも呼ばれている盛岡八幡宮ですが、その中でも縁結びにおすすめなのは「縁結美神社」です。
縁結美神社は、岩手の三大縁結び神社のひとつで、良縁を祈願する人が多く参拝に訪れています。
ハート型の結び台に、赤い紐を結ぶと恋愛が成就するといわれ人気を集めています。
その他にも境内には、安産・子授けなどにご利益があり、女性の守り神がお祀りされている「梅宮」があるので、ぜひこちらにも参拝してみてくださいね!














授与所には、さまざまなお守りや絵馬がありますが、「縁結美守り」や「縁結び絵馬」が人気だそうです。
名称 | 盛岡八幡宮 |
住所 | 岩手県盛岡市八幡町13-1 |
開門時間 | 9:00〜17:00 *受付時間 |
公式サイト | https://morioka8man.jp |
アクセス | 岩手県交通茶畑行きバス「松尾前」より徒歩5分 |
鵜鳥神社(岩手県下閉伊郡普代村)
普代村に鎮座する鵜鳥神社(うのとりじんじゃ)は、源義経ゆかりの神社として知られています。
この地方に伝わる「源義経北行伝説」によると、衣川の戦い(平泉)から脱出し蝦夷地を目指す途中の文治五年(1189年)この地を訪れた義経は卯子酉山で金色の鵜が子育てをしているのを見て神鳥であると思い、七日七夜にわたり海上安全、武運長久、諸願成就を祈ったそうです。
すると、「汝の願いを聞き届けよう」との神のお告げがあり、感謝した義経が鵜鳥大明神として山頂に社殿を建立したのが鵜鳥神社の始まりだとされています。
藩政時代には卯子酉神社と呼ばれ、遠野市の卯子酉神社などの分霊神社が十社以上も存在する歴史ある神社です。
御祭神は鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)で、大漁と海上安全、縁結びのご利益があることから、良縁を祈願する人だけでなく、古くから三陸沿岸の漁業関係者も参拝に訪れています。
境内の松の枝を男性は左手で、女性は右手で結び合わせると願いが叶うという縁結びの習慣が伝わり、全国でも珍しい「大々吉」が出るおみくじも人気を集めています。
卯子酉山山頂にある本殿までは30~40分ほどかかり、参道には樹齢500年を超える「夫婦杉」がそびえ立っています。
この「夫婦杉」も縁結びにご利益があると言われているので、参拝者の中には、この夫婦杉に手を合わせて、家庭円満や良縁成就を祈る人も多いです。














ひっそりと佇む神社ではありますが、歴史的価値と自然の美しさを兼ね備えた霊験あらたかな場所であることは間違い無いでしょう。
義経北行伝説とは、平安時代末期の武将・源義経が奥州藤原氏の滅亡後に衣川の戦いで自害したという史実とは異なる伝説で、義経が死を免れ、北へ逃れて新たな生活を送ったとされる伝説です。
この伝説では主に東北地方や北海道、さらには海外(モンゴルや中国)までに及ぶ義経の足跡が語り継がれており、義経が立ち寄った場所や、そこでの逸話が今でも各地に残されています。
名称 | 鵜鳥神社 |
住所 | 岩手県下閉伊郡普代村第25地割字卯子酉13番地 |
開門時間 | 境内自由 |
公式サイト | 岩手県公式観光サイトいわての旅 鵜鳥神社 |
アクセス | 普代村営バス「鵜鳥神社前」より徒歩すぐ |
岩木山神社(青森県弘前市)


岩木山の麓に位置する岩木山神社は、「お岩木さま」と呼ばれ親しまれている神社です。
創建の歴史は古く、今から約1200年前の宝亀十一年(780年)、岩木山の山頂に社殿が建立されたのが始まりと伝えられています。岩木山そのものを御神体とし、山からの豊かな気を受け取ることができる津軽地方を代表する神社のひとつです。
神社の御祭神には、縁結びの神として有名な大国主神(おおくにぬしのかみ)をはじめ、多都比姫神(たつひひめのかみ)、宇賀能賣神(うがのめのかみ)、大山祇神(おおやまづみのかみ)、坂上刈田麿(さかのうえのかりたまろのみこと)が岩木山大神として祀られています。
それぞれが持つ多様なご利益から、縁結びを願う人々だけでなく、漁業、医薬、交通安全、商売繁盛など、さまざまな願いを抱える参拝者が後を絶ちません。
特に縁結びについては、新たな良縁を願うだけでなく、途切れてしまった縁をもう一度結び直す「復縁」にもご利益があるとされています。
このため、恋愛や家族関係、友人関係で悩みを抱える人々が多く足を運んでいます。
また、岩木山神社では楼門前の狛犬が有名です。上向きの狛犬は金運アップ、下向きの狛犬は恋愛運アップのご利益があるとされています。
狛犬に願いを込めて触れたり、その姿を写真に収めてスマートフォンの待ち受け画面にすることで運気がアップすると言われ、人気のスポットとなっています。参拝時には、この狛犬を見逃さないよう、ぜひチェックしてみてください!














授与所では、さくらをモチーフとした幸せを呼ぶ「桜花まもり」が人気だそうです!
名称 | 岩木山神社 |
住所 | 青森県弘前市大字百沢字寺沢27 |
開門時間 | 8:00〜17:00 *4月〜10月 8:30〜16:00 *11月〜3月 |
公式サイト | https://iwakiyamajinja.or.jp |
アクセス | 弘南バス「岩木山神社前」より徒歩すぐ |
善知鳥神社(青森県青森市)
青森の市街地に位置する善知鳥神社(うとうじんじゃ)は、青森総鎮守のパワースポットです。
現在の青森市が「善知鳥村(うとうむら)」と呼ばれていた第十九代允恭天皇(いんぎょうてんのう)の御代に、地域の平和を願って奥州陸奥の外ヶ浜を守る神として、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の御子である三女神を祀ったのが始まりとされています。
御祭神として多紀理姫命(たぎりひめのみこと)市杵島姫命(いつきしまひめのみこと)多岐都姫命(いつきしまひめのみこと)の宗像三女神(むなかたさんじょしん)をお祀りしています。
宗像三女神は、海を司る神・航海安全の神として有名ですが、多紀理姫命は、縁結びの神である大国主命と夫婦になった神様であることから、縁結び・恋愛運アップのご利益もあるそうです。
また、拝殿の奥にある「龍神之水」はパワースポットとして人気で、この湧水は古来より龍神が宿るとされ、その水に触れたり飲んだりすることで、心身が浄化され、エネルギーが高まると信じられています。
年間を通してさまざまなお祭りが開催されているので、訪れる時期によって異なる魅力を楽しむことができるでしょう。














授与品の中では、人気キャラクターリラックマとコラボしたお守りが人気です!
名称 | 善知鳥神社 |
住所 | 青森県青森市安方2-7-18 |
開門時間 | 9:00〜17:00 *社務所受付時間 |
公式サイト | https://utojinja.sakura.ne.jp/index.html |
アクセス | JR「青森駅」より徒歩10分 |
円通院(宮城県宮城郡)


日本三景のひとつ・松島に位置する円通院は、臨済宗妙⼼寺派(りんざいしゅうみょうしんじは)の寺院です。
今からおよそ400年ほど前、伊達政宗公の嫡孫である光宗公の霊廟として、瑞巌寺第100世洞⽔和尚により三慧殿(さんけいでん)が建⽴され開⼭されました。
本殿の「大悲亭(だいひてい)」は松島町の文化財、「三慧殿(さんけいでん)」は国の重要文化財に指定されている歴史ある寺院です。
そんな円通院で、縁結びにおすすめなのは、「縁結び観音」です。
この縁結び観音では、男女の仲はもちろん、これまで縁のなかった人や物事との新たな縁を結ぶことができるとされています。
縁結び観音の両脇には、コケシがたくさん並んでいます。このコケシは一体500円で奉納することができ、ペンで名前や願いを書き込むことができるそうです。参拝の際には、ぜひこの縁結びこけしを奉納してみてくださいね。
また、松島にかかる三つの橋も縁結びのパワースポットとされていますので、こちらもあわせて訪れるのがおすすめです!














円通院は、美しい庭園が有名な寺院でもあり、紅葉の季節には夜間のライトアップも行われ、幻想的な風景が見られるそうです。
松島は、美しい風景が見られることで有名ですが、縁結びのパワースポットとしても知られています。
雄島にかかる「渡月橋」、五大堂にかかる「透かし橋」、福浦島にかかる「福浦橋」は、良縁を授かることができると度々話題になっています。
「渡月橋」→「福浦橋」→「透かし橋」の後に円通院の縁結び観音に参拝するのがおすすめのルートです。
まずは、渡月橋で悪縁を切り、福浦橋で良縁を引き寄せ、透かし橋で良縁を結び、最後に円通院の縁結び観音でご縁を深めるという流れです。
松島の美しい景観とともに、心を込めた祈りが特別な体験となる縁結び巡礼。松島を訪れた際には、ぜひこのルートを楽しみながら、大切なご縁を求めてみてはいかがでしょうか?
名称 | 円通院 |
住所 | 宮城県松島町松島字町内67 |
開門時間 | 9:00〜16:00 *4月〜11月 9:00〜15:30 *12月〜3月 |
公式サイト | https://www.entuuin.or.jp |
アクセス | JR東北本線「松島駅」より徒歩20分 仙石線「松島海岸駅」より徒歩5分 |
二柱神社(宮城県仙台市)
二柱神社は、2026年に創祀1000年を迎える長い歴史を持つ神社です。
万壽二年(1026年)に滋賀県の多賀大社より分霊を迎え、お祀りされたのが始まりと言われています。
この神社の名前の由来ともなっている伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)は、日本神話において最も重要な神々の一組として知られています。
『古事記』によると、この二柱の神は初めて夫婦としての絆を結び、日本の国土を創造し、さらに天照大神をはじめとする八百万の神々をお産みになりました。
そのため、二柱神社は夫婦神として、また国造りの神としての御神徳を仰ぎ、良縁成就、開運招福、商売繁盛など、幅広いご利益をもたらすとされています。
そんな「えんむすびの社」として崇敬されている二柱神社でおすすめの授与品は「勾玉ブレスレット」です。
この勾玉ブレスレットは、古来より神秘的な力を持つとされる勾玉の形状を用いており、良縁を引き寄せ、恋愛成就を願うアイテムとして信仰されています。カラーバリエーションも豊富ですので、自分が気に入ったものを選んでみてくださいね。














勾玉ブレスレットの他にも、ハート型の絵馬や結び守など魅力的な授与品がたくさんあるそうなので、参拝の際にはぜひチェックしてみてください!
名称 | 二柱神社 |
住所 | 宮城県仙台市泉区市名坂西裏61 |
開門時間 | 9:00〜17:00 *社務所受付時間 |
公式サイト | https://www.f-shrine.com/index.html |
アクセス | 仙台市営地下鉄南北線「八乙女駅」より徒歩約11分 仙台市営地下鉄「泉中央駅」より徒歩約12分 |
浮木神社(秋田県仙北市)
浮木神社は漢槎宮(かんさぐう)とも呼ばれている神社です。
田沢湖畔の潟尻に立つ、白木造りの社殿が特徴的でコンパクトな建物ながらも多くの参拝者が訪れています。
流れ着いた浮木を祀った事から「浮木神社」と名付けられ、田沢湖の澄み渡る青い湖面と美しい景色に囲まれた場所に位置しており、その静寂な佇まいが訪れる人々の心を癒やしています。
また、田沢湖に残る伝説から、強力な縁結びや良縁成就のご利益があると言われています。
その伝説は、たつこ姫の恋人の龍神「八郎太郎」が、毎年秋の彼岸から冬にかけて、田沢湖にいるたつこ姫に会いに来るというもので、その後二人は田沢湖の湖底で永遠に結ばれたとされるものです。
神社の近くの「たつこ像」には良縁・復縁の縁結びのご利益があると言われているので、こちらにも手を合わせる方が多くいらっしゃいます。
御朱印やお守りもかわいいデザインのものがあるそうなので、参拝の際には授与品にも注目してみてください!














田沢湖の湖畔を眺めながら参拝できるので、良いリフレッシュができそうですね。
名称 | 浮木神社 |
住所 | 秋田県仙北市西木町西明寺字潟尻 |
開門時間 | 参拝自由 |
公式サイト | 仙北市観光情報 漢槎宮(浮木神社) |
アクセス | 羽後交通バス田沢湖一周線 潟尻より徒歩すぐ |
三皇熊野神社(秋田県秋田市)
三皇熊野神社は古くから、「結びの神」として崇敬を集めてきた神社です。
創建年については明らかになっていませんが、桓武天皇の時代、延暦年間(約804年)に社殿の再建が行われたという記録が残っているため、それより前に創建されたという長い歴史をもっていることがわかります。
御祭神として、天照皇大神(あまてらすおおみかみ)伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)須佐之男命(すさのおのみこと)はお祀りされていて、縁結び・健康長寿・安産・開運などさまざまなご利益を授かることができるそうです。
三皇熊野神社は、江戸時代以前から「三光大神」として知られており、『日・月・星』の三つの光を象徴する神社とされています。
神社のご神紋である「三つの輪」は『日・月・星』の三つの光を表し、神前で手を合わせて祈ることで、運命が明るく輝くとされています。
また、この神社は秋田藩主・佐竹氏の久保田城から南西の裏鬼門に位置しており、牛島は参勤交代の際の交通の要所でもありました。
特に文久年間(1861~1864)に制作された、秋田藩主・佐竹氏の「五本骨月扇紋」が付された獅子頭(猿田彦大神として奉られた)が伝えられており、この神社は古くから鬼門除けや方位除け、九曜星による災難除けの神社として崇敬されています。
その他にも、境内のブナの木の「霊水の大木」に触ると、病気平癒や健康長寿のご利益を授かることができたりと、見どころ満載の神社ですので、訪れてみてはいかがでしょうか














「えんみくじ」という簡単な恋のアドバイスを受け取ることができるおみくじが人気だそうです。参拝の際には引いてみてくださいね!
名称 | 三皇熊野神社 |
住所 | 秋田県秋田市牛島西3-10-11 |
開門時間 | 参拝自由 |
公式サイト | https://sankoukumano.sakura.ne.jp |
アクセス | JR羽越本線「羽後牛島駅」より徒歩13分 |
熊野大社(山形県南陽市)
南陽市に位置する熊野大社は、山形県最古の神社で、東北の伊勢とも呼ばれている神社です。
大同元年(806年)、平城天皇の勅命により再建されたと伝えられており、和歌山県の熊野三山、長野県の熊野皇大神宮とともに日本三熊野の一つに数えられています。
御祭神は、熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)熊野家津御子大神(くまのけつみこのおおかみ)のほか三十柱の神様をお祀りしています。
熊野夫須美大神と熊野速玉大神は、伊弉冉尊と伊弉諾尊のことで、縁結びのご利益で広く知られています。
そのため、良縁を願う多くの参拝者が訪れ、恋愛成就や結婚を祈願する場として親しまれています。
熊野大社での「むすび」は男女の仲だけでなく、ものが生まれる力のことを指しているので、人と人、心と心、さらには新たな始まりや可能性を結びつける象徴とされています。
熊野大社の本殿裏には、うさぎが三羽隠し彫りされています。
うさぎを三羽見つけた人が恋や願い事が成就したことから、うさぎを見つけることができれば「願いが叶う」「幸せになれる」と言い伝えれています。
参拝の際には、うさぎを見つけてより多くのパワーを授かってくださいね!














月に一度、満月の日の夜には「月結び」という縁結び祈願祭が行われるので、満月の日に合わせて参拝してるのも良いでしょう。
名称 | 熊野大社 |
住所 | 山形県南陽市宮内3707-1 |
開門時間 | 9:00〜17:00 |
公式サイト | https://kumano-taisha.or.jp |
アクセス | フラワー長井線「宮内駅」より徒歩10分 |
若松寺(山形県天童市)
若松寺は、著名人も訪れる由緒ある寺院として広く知られています。
奈良時代の和銅元年(西暦708年)、行基菩薩によって開山されたこの霊場は、最上三十三観音札所の第一番札所に位置し、現在も全国各地から多くの巡礼者が訪れています。
長い歴史を持つ若松寺は、「縁結び観音」としても名高く、縁結びのご利益があることで多くの信仰を集めています。恋愛成就や良縁祈願を目的に訪れる参拝者が絶えず、人生の新たな一歩を願う人々にとって特別な場所となっています。
若松寺に参拝に訪れた際には、縁結び祈願を受けるのがおすすめです。
若松寺の住職さんは、人の持つ縁を見抜く事が出来る力を持っていると言われているため、祈願を受けた後に住職さんと握手をしてもらうことで、良縁に恵まれるそうです。
祈願を受ける際には、予約が必要なので事前に公式サイトをチェックしてくださいね。














境内の「縁福大風鈴」は、良縁や幸福の願いを込めて鳴らすことで願いが叶うと言われているので、さんお会いの際にはぜひ鳴らしてみてください!
名称 | 若松寺 |
住所 | 山形県天童市大字山元2205-1 |
開門時間 | 8:00〜17:00 *4月〜9月 8:00〜16:00 *10月〜3月 |
公式サイト | https://www.wakamatu-kannon.jp |
アクセス | 東北中央自動車道天童ICから車で約20分 |
まとめ
ここまで、東北地方で縁結びにご利益のある神社仏閣をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したのは、古い伝説が残っていたり、長きに渡って地元の人々に信仰されてきた歴史がある場所ばかりです。
東北ならではの美しい景色を見ながら、心静かに祈りを捧げることで、特別なひとときを過ごせることでしょう。
あなたの恋愛が素晴らしいものになりますよう、心より願っています!