奈良は日本の古都として知られ、美しい自然や歴史的建造物が数多く残る特別な場所です。
そんな奈良には、恋愛成就や縁結びにご利益があるとされる神社仏閣が点在しており、恋のパワースポット巡りにぴったりの地でもあります。
そこで今回は、大切な人との絆を深めたい、素敵な出会いを願いたい、そんな想いを抱える方にぴったりのスポットを厳選してご紹介します。











恋愛運を高めたい方や素敵な出会いを願う方にぴったりのパワースポットを巡り、奈良の魅力とともに新しいご縁を見つけてみませんか?
春日大社(奈良市春日野)


春日大社は、奈良県屈指の観光スポットである奈良公園内に鎮座する神社です。
神山 御蓋山(春日山)を含む約30万坪の春日大社は世界遺産にも指定され、全国およそ3000社の春日神社の総本社でもある格式高い神社です。
奈良時代の神護景雲二年(768年)称徳天皇の勅命により、武甕槌命(たけみかづちのみこと)経津主命(ふつぬしのみこと)天児屋根命(あめのこやねのみこと)比売神(ひめがみ)の四柱の御本殿が造営され、藤原氏の氏神様として創建されました。
広い境内には摂社・末社あわせて62社があります。その中で、縁結びにご利益があるのは「夫婦大國社」と「采女神社」です。
夫婦大國社では、日本で唯一夫婦の大國様をお祀りしていて、大国主命(おおくにぬしのみこと)と須勢理姫命(すせりびめのみこと)が御祭神として鎮座しているので、縁結び・夫婦円満のご利益があると信仰されています。
「ハート絵馬」を奉納することができるので、訪れた際にはぜひ、自分の願いを込めた「ハート絵馬」を奉納してみてください。
采女神社(うねめじんじゃ)は、奈良公園内猿沢池のほとりに位置する末社です。『大和物語』によると、奈良時代に天皇の寵愛が薄れたことを嘆き、猿沢池に身を投じた采女(身の回りの世話をする女官)の霊を慰めるために創建されたそうです。
恋愛に関するご利益を授かることができ、特に思いを寄せる人との復縁にご利益があると言われています。また、采女神社は、身を投げた采女がわが身を投じた池を見るに忍びないということからお社が後ろ向きに建っています。
夫婦大國社と采女神社の他にも、金運アップにご利益のある「金龍神社」など、春日大社にはさまざまなご利益を授けてくれる神社があるので、叶えたい願いによって摂社・末社を巡るのがおすすめです!











春日山原始林は国の特別天然記念物に指定されていて、「神の使い」とされる鹿が生息している春日の神域は、神秘的な空間で、歴史や信仰の重みを感じることができる特別な場所です。
春日大社に参拝に訪れたら、若宮十五社めぐりをぜひ体験してみてください。
春日大社には御本社(大宮)にお祀りされている四柱の神様のほか、霊験あらたかな摂社・末社が合計で62社もあります。その中でも、境内の南側に鎮座されている若宮様は、古くから参拝者が様々な思いを抱えて巡礼をした特別な場所として伝えられています。
若宮様の周辺には、人の一生で直面する困難や試練を守り導いてくださる神々が集まっており、若宮様を中心に鎮座されています。
若宮十五社は、春日大社の摂社・末社としてそれぞれ異なるご利益を授ける神々が祀られています。これらの神社を一つひとつ参拝することで、さまざまな願いが叶うとされています。
静かな参道や自然豊かな景色を楽しみながら、時間をかけて一社ずつ巡ってみてはいかがでしょうか?
名称 | 春日大社 |
住所 | 奈良県奈良市春日野町160 |
開門時間 | 6:30〜17:30 *3月〜10月 7:00〜17:00 *11月〜2月 |
公式サイト | https://www.kasugataisha.or.jp |
アクセス | 奈良交通バス「春日大社本殿」より徒歩すぐ 近鉄奈良線「奈良駅」より徒歩25分 |
談山神社(桜井市多武峰)


談山神社は、中大兄皇子 (後の天智天皇)と中臣鎌子(後の藤原鎌足)が大化の改新の極秘の談合を行なったと言われている多武峰の中腹に位置する神社です。
多武峰は「談峯」「談山」「談所が森」などと呼ばれ、「大化改新設合の地」として伝えられました。この伝承が現在の「談山神社」という名前の由来となっています。
白鳳七年(678年)に唐より帰国した藤原鎌足の長男・定慧和尚が鎌足公の遺骨の一部を多武峯山頂に改葬し、十三重塔と講堂を建立して妙楽寺と称した後、大宝元年(701年)方三丈の神殿を建て、鎌足公の御神像を安置したのが談山神社の始まりです。
日本史に残る偉人・藤原鎌足を御祭神とする談山神社で、縁結びにおすすめなのは「恋神社」です。
境内の「恋の道」と呼ばれる小径の先に恋神社は鎮座しています。
恋神社には、藤原鎌足の正妻であった鏡王女(かがみのおおきみ)がお祀りされていて、鏡王女が幸せな生涯を送ったということから恋愛のパワースポットとなっています。
また、「むすびの岩座」には神が宿ると言われており、撫でながら願いを念じると叶うそうです。参拝の際にはこちらにも立ち寄ってみてくださいね!











談山神社は、紅葉の名所としても有名で、色とりどりの山肌を背景にそびえ立つ十三塔は圧巻です。
名称 | 談山神社 |
住所 | 奈良県桜井市多武峰319 |
開門時間 | 8:30〜17:00 |
公式サイト | https://www.tanzan.or.jp/index.html |
アクセス | 桜井市コミュニティバス多武峯線「談山神社」より徒歩すぐ |
大神神社(桜井市三輪)


桜井市に鎮座する大神神社(おおみわじんじゃ)は、日本最古の神社で日本有数のパワースポットとして知られている神社です。
神社の起源は『日本書紀』と『古事記』に記されています。
『古事記』によると、大神神社の御祭神である大物主大神(おおものぬしのおおかみ)は出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の前に現れ、「私を倭(やまと)の東の山の上に祀ってほしい」と三輪山に祀られることを望んだとされています。
『日本書紀』でも同様の話が記されており、大物主大神は大国主神の「幸魂(さきみたま)」と「奇魂(くしみたま)」、つまり別の魂であると名乗り、三輪山に鎮まりたいと願ったとあります。
これらの伝承から、大物主大神は大国主神の別の御魂として現れ、三輪山に祀られたとされています。
御神体が三輪山のため、本殿は存在せず、拝殿の奥にある三ツ鳥居から三輪山に向かって参拝を行ないます。三輪山は大物主大神が鎮まる神の山として信仰され、『古事記』や『日本書紀』だけでなく『万葉集』などの歌集にも多く詠われています。
そんな長い歴史をもつ大神神社は日本最古の恋物語の舞台であることから、縁結びや恋愛成就のご利益があるそうです。
参道の左側にある「夫婦岩」は寄り添うように並んでおり、良縁・夫婦円満のパワースポットとして人気です。
そのほかにも、金運アップのご利益がある「巳の神杉」(みのかみすぎ)など、さまざまなパワースポットがありますので、ぜひ時間をかけて巡ってみてください。











三輪山は、禁足の山として入山が厳しく制限されてきましたが、現在は入山にお参りすることもできるそうです。
『古事記』には、大物主大神と活玉依姫(いくたまよりひめ)の恋物語が描かれています。美しい乙女である活玉依姫のもとに、夜になるととても魅力的な若者が訪れるようになり、二人はすぐに恋に落ちました。やがて姫は子を身ごもります。
しかし、姫の両親は若者の正体が分からないことを不審に思い、彼が訪れた際に赤土を床にまき、糸巻きの麻糸を針に通して若者の衣の裾に刺すように助言しました。翌朝、糸は鍵穴を通り外へ伸びており、糸巻きには3巻き分だけ残っていました。糸を辿ると三輪山にたどり着き、若者の正体が大物主大神であること、そして姫のお腹の子が神の子であることが分かりました。このとき、糸巻きに3巻き残っていたことから、この地が「美和(三輪)」と名付けられたのです。
この物語は、大神神社の初代神主である意富多々泥古(おおたたねこ)の出自にまつわる話として記されています。
さらに、大直禰子神社の入口には「おだまき杉」と呼ばれる古い杉の切り株があり、活玉依姫の苧環の糸がこの杉の下まで続いていたという伝説が今も語り継がれています。
名称 | 大神神社 |
住所 | 奈良県桜井市三輪1422 |
開門時間 | 9:00〜17:00 *授与所受付時間 |
公式サイト | https://oomiwa.or.jp |
アクセス | JR万葉まほろば線「三輪駅」より徒歩5分 |
御霊神社(奈良市薬師堂)


御霊神社は、江戸時代の街並みが残る奈良県の人気観光スポットならまちに位置する神社です。
創建は今からおよそ1200年ほど前、第五十代桓武天皇の勅命によって御創祀した神社です。
御祭神は、井上皇后(いがみこうごう)他戸親王(おさべしんのう)事代主命(ことしろぬしのみこと)のほか9柱がお祀りされています。
井上皇后は無実の罪を着せられ、幽閉された末に非業の死を遂げた悲劇の皇后です。その死後、都では天変地異や疫病が相次ぎ、彼女の怨霊が原因と恐れられました。そのため、井上皇后を鎮めるために御霊神社が建立され、手厚く慰霊が行われました。
また、御霊神社では井上皇后だけでなく、同じく不遇の運命を辿った他戸親王や事代主命をはじめとする神々がお祀りされています。これらの神々は、怨霊信仰の中で災いを鎮めると同時に、守護神としての役割を担っています。
御霊神社は、本殿以外にいくつかの摂社がありますが、そのなかで縁結びにおすすめなのが「出世稲荷神社」です。
出世稲荷神社は、豊臣秀吉公が篤く信仰したという京都の出世稲荷神社より御分霊をいただきお祀りしたもので、縁結びの神様として崇敬されています。
大國主命(おおくにぬしのみこと)をはじめ、天之宇受女命(あめのうずめのみこと) 猿田彦命(さるたひこのみこと)稲倉魂命(うがのみたまのみこと)保食命(うけもちのみこと)をお祀りしているので、小規模ながらも強力なパワーを授かることができるでしょう。











授与所では、御霊神社オリジナルの咲良守やえとまもりなどがあるそうなので、ぜひ立ち寄ってみてください!
名称 | 御霊神社 |
住所 | 奈良県奈良市薬師堂町24 |
開門時間 | 8:00〜16:30 |
公式サイト | https://naramachigoryojinja.amebaownd.com |
アクセス | 近鉄「奈良駅」より徒歩15分 JR「京終駅」より徒歩10分 奈良交通バス市内循環「田中町」より徒歩4分 |
飛鳥坐神社(高市郡明日香村)


飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)は、明日香村に位置し、厳かな雰囲気のある神社です。
創建年月は明らかになっていませんが、『日本書紀』に記述が残っていることから非常に長い歴史を持つ神社であることがわかります。
御祭神は、八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)飛鳥神奈備三日女神(あすかのかんなびみひめのかみ)大物主神(おおものぬしのかみ)高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の4柱です。
商売繁盛・家内安全などご利益は多岐に渡りますが、「むすびの神様」として名高い高皇産霊神をお祀りしているので、縁結びや恋愛成就にもご利益があります。高皇産霊神は、ただ縁を結ぶだけでなく、ふさわしきもの同士を結び、産み、育てる神様なので、子授・安産にもご利益があると言われています。
境内にある「力石」は男性は左手、女性は右手で持ち上げることができると幸福が訪れるとされているそうなので、参拝の際にはぜひ持ち上げてみてください!
また、毎年2月第1日曜日に行われる奇祭「おんだ祭」は夫婦和合の神事であり、祭りの中で天狗とお多福がまいた紙を手に入れると、子宝に恵まれるといわれています。











境内の至る所に男女のシンボルの形をした石があるそうなので、探してみてくださいね。
名称 | 飛鳥坐神社 |
住所 | 奈良県高市郡明日香村飛鳥708 |
開門時間 | 参拝自由 |
公式サイト | http://asukaniimasujinja.jp/index.html |
アクセス | 奈良交通明日香周遊バス「飛鳥大仏前」より徒歩3分 |
吉水神社(吉野郡吉野町)


吉水神社は元を「吉水院(よしみずいん)」といい、1300年以上前である天武天皇の時代(白鳳年間)に役行者(えんのぎょうじゃ)が創建した格式高い修験宗の僧坊でした。
明治時代に行われた神仏分離によって、吉水院が後醍醐天皇の南朝の皇居であったことから後醍醐天皇を御祭神としてお祀りする神社となりました。
吉水神社は、兄である源頼朝の追手から逃れた源義経と静御前が弁慶等と共にこの吉水院に隠れ住まわれた場所であり、書院内には義経と静御前が最期の時を過ごされた「潜居の間」が残っているそうです。源義経と静御前は、この地で別れたとされており、
「吉野山 峯の白雪踏み分けて 入りにし人の跡ぞ恋しき」
という静御前の悲しみを嘆く歌が伝承として残っています。最期まで互いを想い合った二人の大恋愛にちなんで、恋愛成就のご利益がある神社としても有名です。
授与所には、えんむすび守や絵馬も用意されており、特に若いカップルや恋愛成就を願う人々に人気があります。
また、吉水神社は、日本屈指の桜の名所である吉野山に位置し、シロヤマザクラを中心に約200種・3万本もの桜が山全体を彩ります。この壮大な光景は「一目千本」と称され、訪れる人々を圧倒する美しさを誇ります。
さらに、吉水神社は後醍醐天皇が吉野に逃れ、南朝の皇居として使用された由緒ある場所でもあります。世界遺産に登録されている書院には、南北朝時代の宝物が展示してあるそうなので、興味のある方はこちらにも足を運んでみてくださいね。











日本住宅最古の書院は、世界遺産に登録されており、初期書院造の傑作とも称されているので、ぜひ見てみたいですね。
名称 | 吉水神社 |
住所 | 奈良県吉野郡吉野町吉野山579 |
開門時間 | 9:00〜17:00 |
公式サイト | https://www.yoshimizu-shrine.com |
アクセス | ロープウェイ「吉野山駅」より徒歩20分 |
安倍文殊院(桜井市阿部)


安倍文殊院は、日本三文殊のひとつとして知られており、1300年以上もの長い歴史を持つ寺院です。
孝徳天皇の勅願により大化改新の際、左大臣となった安倍倉梯麻呂(あべのくらはしまろ)が安倍一族の氏寺として創建した「安倍山崇敬寺」(安倍寺)が安倍文殊院の始まりです。
華厳宗東大寺の別格本山としての格式も高く、文殊菩薩を御本尊としています。
文殊菩薩は「三人寄れば文殊の智恵」のことわざでも有名で、安倍文殊院の文殊菩薩は日本最大(約7m)・快慶作の国宝として知られています。その迫力ある姿は、多くの参拝者を惹きつけ、現在も常に人々の信仰を集めています。
そんな長きにわたって人々の信仰を集めている安倍文殊院で縁結びにおすすめなのは、「白山堂」です。
白山堂は、室町時代に建立され、流造屋根柿葺(こけらぶき)で美しい曲線の唐破風をもった社殿で、国の重要文化財にも指定されています。
御祭神は伊邪那岐命(いざなみのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の縁を取り持った神様である菊理媛命(くくりひめのみこと)です。
菊理媛の「くくり」は「括る」にもつながり、古来より縁結びの神様としても信仰されており、「縁」は巡り合わせでもあることから、人と人を結ぶ良縁・縁結びのご利益があるそうです。
また、安倍文殊院は四季折々の自然美に包まれているので、参拝とともに自然を楽しんでみてはいかがでしょうか?











直接の参拝が叶わない方向けに郵送での祈祷やオンラインショップもあるそうなので、ぜひチェックしてみてください!
名称 | 安倍文殊院 |
住所 | 奈良県桜井市阿部645 |
開門時間 | 9:00〜17:00 |
公式サイト | https://www.abemonjuin.or.jp |
アクセス | JR桜井線・近鉄大阪線「桜井駅」より徒歩20分 |
吉野神宮(吉野郡吉野町)


吉野神宮は、後醍醐天皇を偲ばれた明治天皇の意向により明治二十二年(1889)に創建された神社です。
昭和七年に改築された社殿は、本殿、拝殿などは全て檜で造られており、近代神社建築の代表例として高く評価されています。
神社としては比較的新しいですが、恋愛成就のパワースポットとして多くの参拝者が訪れています。
境内には、「猪目(いのめ)」と呼ばれるハートマークの図柄が至る所にあり、その可愛らしいハート模様が恋愛成就を願う人々に大人気となっています。「猪目」は古くから日本の伝統的な文様として使われており、魔除けや縁結びの象徴ともされています。
また、吉野神宮の位置する吉野山は、日本屈指の桜の名所としても知られており、桜の咲く時期はパワーが増すとされているので、桜が見頃の時期に参拝するのがおすすめです!
名称 | 吉野神宮 |
住所 | 奈良県吉野郡吉野町吉野山3226 |
開門時間 | 9:00〜16:00 |
公式サイト | 吉野山観光協会 吉野神宮 |
アクセス | 近鉄「吉野神宮駅」より徒歩20分 |
西大寺(奈良市西大寺)


西大寺は、真言律宗の総本山として知られている寺院です。
天平宝字八年(764年)9月11日、藤原仲麻呂(恵美押勝)の反乱が発覚した際、孝謙上皇はその日のうちに反乱鎮圧を祈願し、『金光明経』などで国家を守る神として登場する四天王像を造ることを誓いました。翌年、孝謙上皇は再び天皇として即位し、称徳天皇となりました。
そして誓いを果たし、金銅製の四天王像を鋳造しました。これが西大寺の始まりです。
称徳天皇が西大寺を建立した背景には、父である聖武天皇が平城京の東に東大寺を建てたのに対し、娘である称徳天皇が都の西側に西大寺を建て、東西のバランスを取る意味もあったと言われています。
およそ一万坪の境内には、さまざまな堂舎が建ち並んでいますが、縁結びにおすすめなのは「愛染堂」です。
愛染堂の御本尊は重要文化財に指定されている愛染明王坐像で、愛染明王は人間の愛欲を司り恋愛成就・結婚成就・家庭円満に最強のパワーを持つとされています。
西大寺では年間を通じて伝統的な年中行事や法会が行われているので、参拝するタイミングによって、異なる魅力を楽しむことができるでしょう。











御本尊の釈迦如来立像は、見る者を圧倒させるほどの美しさを誇るそうです。是非一度直接見てみたいですね。
名称 | 西大寺 |
住所 | 奈良県奈良市西大寺芝町1-1-5 |
開門時間 | 8:30〜16:30 |
公式サイト | https://saidaiji.or.jp |
アクセス | 近鉄「大和西大寺駅」より徒歩3分 |
信貴山 朝護孫子寺(生駒郡平群町)


信貴山 朝護孫子寺は、毘沙門天王が日本で最初にご出現になった霊地で、毘沙門天王信仰の総本山です。
今から1400年ほど前の寅の年、寅の日、寅の刻に聖徳太子がこの山で戦勝祈願をしたところ、毘沙門天王が現れ、必勝の秘法を授かり勝利したことから信ずべき貴ぶべき山として『信貴山』と名付けたのが始まりです。
その後、醍醐天皇が御病気の時には本山の毘沙門天王への祈願によって快癒されたことで「朝護孫子寺」の勅号を賜り、以来、信貴山朝護孫子寺と称することとなったそうです。
御本尊の毘沙門天王は、七福神の中でも福徳随一といわれ、家内安全・商売繁盛・開運長久・心願成就などの徳を授けてくださいます。
金運アップで有名な朝護孫子寺で、縁結びにおすすめなのは「縁結び観音尊」です。
縁結び観音尊は、日本一大地蔵尊像の前の階段を登ったところにお祀りされていて、観音様の手をこすりながら祈願すると、願いが叶うと言われています。
そのほかにも、塔頭寺院の成福院三福神堂には、弁財天・大黒天・恵比寿という七福神の中でも、特に金運や開運のご利益を授けてくださる神様がお祀りされているので、金運、福徳、開運のご利益が絶大だそうです。
さらに、朝護孫子寺境内の千手院 銭亀堂には、毘沙門天王に仕え金を運ぶとされる銭亀善神がお祀りされています。
銭亀善神がお祀りされているのは、全国でここにしかなく、金回りをよくするというご利益があるので、ぜひこちらにも参拝してみてください!











朝護孫子寺で恋愛運と金運アップを同時に祈願してみてはいかがでしょうか?
名称 | 信貴山 朝護孫子寺 |
住所 | 奈良県生駒郡平群町信貴山 |
開門時間 | 8:30〜17:30 *4月〜9月 9:00〜17:00 *10月〜3月 |
公式サイト | https://www.sigisan.or.jp |
アクセス | 奈良交通バス「信貴大橋」より徒歩5分 近鉄バス「信貴山門」より徒歩10分 |
まとめ
ここまで、奈良県で縁結びにご利益のある神社仏閣をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
古都ならではの歴史や伝統、自然が息づく神社仏閣は、恋愛成就や良縁を願うだけでなく、心を癒し、新たな気づきを与えてくれる特別な場所ばかりです。
ぜひ、今回ご紹介した縁結びスポットを巡りながら、自分だけの特別なひとときを楽しんでみてください。
奈良での縁結び巡りが、あなたの恋愛に素敵な変化をもたらしますように!