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【恋の願いを叶える!】京都の恋愛成就・縁結びパワースポット完全ガイド

京都は日本の古都であり、その風情ある街並みが今もなお多くの人々を魅了し続ける場所です。

そんな京都には、ただの観光地だけでなく恋愛成就や縁結びの願いを叶える神秘的な力を秘めたパワースポットが数多く存在しています。

そこで、今回は独自の歴史をもち、人々からの厚い信仰を集めている恋愛成就・縁結びパワースポットをご紹介します!

心に秘めた恋の願いを叶えるためのパワースポットに訪れてみませんか?

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京都ならではのエピソードやそれぞれのパワースポットで語り継がれる伝承もご紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください!

安井金比羅宮(東山区下弁天)

安井金比羅宮は「悪縁を切り良縁を結ぶ祈願所」として知られているため、全国から多くの人が訪れる人気スポットです。

天智天皇の御代(668年〜671年)に藤原鎌足が子孫の繁栄のために建てた「藤寺」が安井金比羅宮のはじまりとされています。

御祭神は、崇徳天皇・源頼政公・大物主神(おおものぬしのかみ)の三柱です。

崇徳天皇が保元の乱に敗れて讃岐(現在の香川県)の金刀比羅宮で一切の欲を断ち切って参籠(おこもり)されたことから、断ち物の祈願所として信仰されてきました。また、戦によって寵妃阿波内侍とお別れにならざるを得なかった崇徳上皇は、人々が自分と同じような悲しい境遇にあわないように、幸せな男女のえにしを妨げる全ての悪縁を絶切って下さいます。

悪縁を断ち切るだけでなく、良縁で結ばれている二人の縁をさらに強固なものにしてくれるので、夫婦やカップルで参拝するのも良いでしょう。

崇徳天皇と共にお祀りされている大物主神は、古くから道開きの神様として信仰されていますので、海上安全・交通安全のご利益もあるそうです。

また、安井金比羅宮は「縁切り縁結び碑」が有名ですので、参拝の際にはぜひチェックしてみてくださいね!

縁切り縁結び碑

引用:京都フリー素材写真集

本殿のすぐ横にある縁切り縁結び碑は、安井金比羅宮の中でも一際目を引く存在です。

この見た目のインパクトが強いお札の塊こそが、悪縁を断ち良縁をもたらすというご利益があるのです。

参拝方法

①まずは、本殿に参拝する

②身代わりのお札の「形代(かたしろ)」に切りたい縁・結びたい縁などの願い事を書く

③願い事を書いた「形代」を持って願い事を念じながら碑の表から裏へ穴をくぐる(悪縁を切る)

④同じく形代を持って願い事を念じながら碑の裏から表へくぐる(良縁を結ぶ)

⑤最後に「形代」を碑に貼る

これで参拝は完了です。

願い事は、人との縁だけでなく物との縁など自由に書いて良いそうです!休日には列に並ぶほど多くの人が訪れるので、時間に余裕をもって参拝してくださいね。

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清水寺や八坂神社といった観光名所の徒歩圏内なので、周辺観光を楽しみつつ参拝できるのも良いポイントですね!

名称安井金比羅宮
住所京都府京都市東山区東大路松原上ル下弁天町70
開門時間境内自由
9:00〜17:30 *授与所受付
公式サイトhttp://www.yasui-konpiragu.or.jp
アクセス京阪本線「祇園四条駅」より徒歩10分
阪急京都線「河原町駅」より徒歩15分
市バス「東山安井」より徒歩1分

貴船神社(左京区鞍馬貴船)

鞍馬・貴船エリアを代表する貴船神社は、水や恋の聖地として非常に人気な神社です。

創建は明らかではありませんが、天武天皇の御代白鳳六年(約1300年前)には、すでに御社殿造替が行われたという社伝が存在することから、創建は極めて古いと考えられます。

貴船神社は、全国に約500社の御分社を持つ水神の総本宮であり、御祭神は水を司る高龗神(たかおかみのかみ)と磐長姫命(いわながひめのみこと)です。

水は万物の命の根源であり、緑あふれる境内には神水が湧き出ているため、自然のエネルギーで浄化されること間違い無いでしょう。

また、磐長姫命は「吾ここに留まりて人々の良縁を授けよう」と言って鎮座されたという伝承が残っているので、恋の神様としても信仰されています。平安時代の歌人和泉式部も復縁を求めて歌を捧げたというエピソードも残されていて、1000年以上前から恋に悩める人々が参拝していたことがわかりますね。

参拝の際は、貴船山の麓にある「本宮」「奥宮」「結社」の順に参る「三社詣」が基本です。

貴船山の湧水である霊泉に浮かべると文字が浮かぶ「水占みくじ」が有名な「本宮」、日本三大龍穴の一つがある貴船神社創建の地の「奥宮」そして、縁結びにご利益がある「結社」。

このように、それぞれ異なる特色がありますので、願い事を社に合わせて変えるのが良いでしょう。

貴船神社では、年間を通してさまざまな祭事を行なっており、どの時期に訪れても季節にごとに変化する自然の美しさを体感することができるでしょう。

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「貴船」は古くから気の生ずる根源として「氣生根」と記されてきたそうなので、境内に入るだけでも大きなパワーを得ることができそうですね!

名称貴船神社
住所京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
開門時間6:00〜20:00 *5月1日〜11月30日
9:00〜17:00 *授与所受付
公式サイトhttps://kifunejinja.jp
アクセス叡山電鉄鞍馬線「貴船口駅」より徒歩30分
京都バス「貴船」より徒歩5分

下鴨神社(左京区下鴨)

世界遺産に登録されている賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)は、鴨川の下流にお祀りされている社ということから「下鴨神社」や親しみを込めて「下鴨さん」と呼ばれている神社です。

創祀は明らかではありませんが、崇神天皇の7年(紀元前90年)に神社の瑞垣の修造がおこなわれたという記録があるため、それより古い時代から祀られていたと考えられています。

神社周辺の発掘調査でで縄文時代の土器や弥生時代の住居跡がたくさん発掘されたこともその長い歴史を裏付けています。

御祭神は、西殿が賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)東殿が玉依媛命(たまよりひめのみこと)です。

賀茂建角身命は、古代の京都をひらかれた神様であり世界平和や五穀豊穣などにご利益があります。玉依媛命は婦道の守護神として縁結び、安産にご利益があると言われています。

そんなさまざまなご利益を授かることのできる下鴨神社において、縁結びには外せないのが相生社(あいおいのやしろ)です。

相生社は、古くから縁結びのご利益があるとして格別の信仰を集めてきました。

御祭神は、産霊神(むすひのかみ)で、あらゆる良縁を結んでくださる縁結びの神様です。

このお社の左側にある「連理の賢木」という御神木は、二本の木が途中から一本になっているので、まさに縁結びを体現しているようですね!

また、摂社の河合神社は美麗の神として厚く信仰されている玉依姫命(たまよりひめのみこと)がお祀りされているので、外見だけでなく内面も美しくなりたい人はぜひこちらの神社にも参拝してみてください。

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下鴨神社の御守りはどれもデザインが凝っていて、かわいいものが多いので参拝の際には、御守りもチェックしてみてくださいね!

名称賀茂御祖神社
住所京都府京都市左京区下鴨泉川町59
開門時間6:00〜17:00
公式サイトhttps://www.shimogamo-jinja.or.jp
アクセス京阪電車鴨東線・叡山電車「出町柳駅」より徒歩12分
市バス「下鴨神社前」より徒歩3分

八坂神社(東山区祇園)

「祇園さん」の愛称で親しまれる八坂神社は、全国にある祇園社の総本社です。

京都のメインストリートとも呼べる四条通の東端に位置し、長きにわたって京都の歴史を見守ってきた八坂神社は、本殿が国宝に指定されており、そのほかにも境内には重要文化財に指定されている建物が29棟もあります。

元慶元年(877年)に京都の京都で大流行した疫病を鎮めたことが八坂神社発展の契機とされています。そのため、病気平癒・疫病除けの神社として信仰されていますが、実は縁結びにも御利益のある神社なのです。

八坂神社のおすすめ縁結びスポットは摂社の大国主社です。

この神社では、本殿でお祀りされている素戔嗚尊(すさのおのみこと)の六世にあたる大国主神(おおくにぬしのかみ)がお祀りされています。

神話の「因幡の白兎」や出雲大社の主祭神として知られている大国主神は、縁結びの神様です。

ここでは、ハート形の良縁祈願の絵馬や大国主神の最初の妻と出会うきっかけとなったうさぎの「願掛けうさぎ」を奉納することができます。これまでにたくさんの人の恋の後押しをしてきた大国主社は、恋に悩める人の味方になってくれること間違いないでしょう。

また、「綺麗になりたい」という願いを叶えてくれる美御前社も見逃せないスポットです。

美御前社には、美容の神と呼ばれている三人の女神(通称:宗像三女神(むなかたさんじょしん))がお祀りされていて、舞妓さんや芸妓さんの芸能関係者や美容関係者から篤い崇敬を集めています。

社殿の前には、身も心も美しく磨かれる「美容水」というご神水が湧き出ているので、参拝の際にはぜひチェックしてみてくださいね。

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千年以上続いている祇園祭も八坂神社のお祭りなので、祭りの時期に合わせて参拝に訪れてみるのも良いでしょう。

名称八坂神社
住所京都府京都市東山区祇園町北側625
開門時間境内自由
9:00〜17:00 *社務所受付
公式サイトhttps://www.yasaka-jinja.or.jp
アクセス京阪電車「祇園四条駅」より徒歩5分
阪急電鉄「京都河原町駅」より徒歩8分
市バス「祇園」より徒歩すぐ

野宮神社(右京区嵯峨野)

引用:京都フリー写真素材集

嵯峨野の自然豊かな地に佇む野宮神社も縁結びには外せない神社です。

ここはかつて、天皇の代わりに伊勢神宮にお仕えする斎宮が身を清めたという神聖な場所で、源氏物語「賢木の巻」にも登場する神社です。

敷地はそう広くありませんが、こじんまりとした境内にはいくつかのお社があり、さまざまな神様が祀られています。

良縁を祈願する方は、御本殿左側の野宮大黒天に必ず参拝しましょう。野宮大黒天には良縁結婚のご利益があるといわれており、縁結びの神様として全国から崇敬を集めています。

また、野宮大黒天のそばにある神石「お亀石」は、祈りをこめて撫でると一年以内に願い事が成就するとされているので、こちらも見逃せませんね!

ほかにも、子宝安産のご利益がある白福稲荷大明神や交通安全・財運向上のご利益がある大山弁財天がお祀りされていますので、あわせて参拝してみてください。

また、毎年10月には斎王が任命を受け、都から伊勢の斎宮へと向う「斎王群行」を再現した「斎宮行列」という行事が行われ、華やかな装束に身をまとった数百人の人々による行進は圧巻です。飛鳥時代から息づく伝統をその身で体感してみてはいかがでしょうか?

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野宮神社の鳥居は、樹皮のついたままの鳥居である「黒木鳥居(くろきのとりい)」です。この鳥居は、日本最古の鳥居様式のため他ではほとんど見ることができません!貴重な鳥居ですので、じっくり見ておきましょうね。

名称野宮神社
住所京都府京都市左京区嵯峨野宮町1
開門時間境内自由
9:00〜17:00 *授与所受付
公式サイトhttp://www.nonomiya.com/
アクセスJR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」より徒歩15分
市バス「野々宮」より徒歩3分

六孫王神社(南区八条)

京都駅からほど近くに位置する六孫王神社は、清和源氏の祖である六孫王(源経基)をお祀りしています。

六孫王は、臨終に臨み「霊魂滅するとも龍(神)となり西八条の池に住みて子孫の繁栄を祈るゆえにこの地に葬れ」と遺言され、その後社が建てられたのが六孫王神社のはじまりです。

境内中央の池を神龍池には、神様の遣いである鯉が泳いでいます。鯉は「恋」に通ずるとして縁結びのご利益があるといわれており、この池に架かる橋は「恋のかけ橋」と呼ばれています。

また、境内には六孫王の遺した歌二首が刻まれた石碑があります。その石碑に刻まれた歌は、

「哀れとも 君だに言はば 恋ひわびて 死なむ命も 惜しからなくに」

「雲井なる 人をはるかに 思ふには わが心さへ 空にこそなれ」

と二首ともに恋の歌であり、拾遺和歌集に載せられています。六孫王は武将というイメージが強いですが、何かと「恋」に縁があったことが分かりますね。

ほかにも、六孫王の遺言通り子孫繁栄や出世開運のご利益があるといわれています。特に、六孫王の子孫には源氏や足利家、徳川家、細川家、島津家など名家ばかりなので、子孫繁栄のご利益は非常に信じられています。

六孫王神社は隠れた桜の名所でもあるので、暖かな春の訪れとともに良縁を祈願してみてはいかがでしょうか?

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六孫王神社はかつて六ノ宮権現とも呼ばれ、今昔物語に「六の宮」それを基に芥川龍之介が「六の宮の姫君」という作品を書いたことでも知られています。恋愛文学や和歌などによく登場する神社なので、一度は参拝に訪れたいですね!

名称六孫王神社
住所京都府京都市南区壬生通八条角
開門時間境内自由
公式サイトhttp://www.rokunomiya.ecnet.jp/index.html
アクセスJR「京都駅」八条口より徒歩15分
市バス「六孫王神社前」より徒歩すぐ

平安神宮(左京区岡崎)

美しい朱色の建物が一際目を惹く平安神宮は、良縁を願う人が多く参拝に訪れる恋愛成就のスポットです。

多くの神社が点在する京都の中でも、結婚式を挙げるカップルが多いことでも知られています。

平安神宮は、平安遷都1100年を記念して明治二十八年(1895年)に創建された比較的新しい神社です。

創建当時の京都の街は幕末の戦乱で荒廃し、明治維新によって事実上首都が東京に遷ったことで人々の心に大きな打撃を与えました。そんな京都を復興させようと市民たちは様々な町おこしを行い、その集大成が平安神宮の創建だったのです。

平安神宮は千年以上日本の都として栄え続けた京都を後世に伝えるために、京都復興にかけた多くの人々の遺志を後世に伝えるために創建されました。

そんな人々の願いの結晶ともいえる平安神宮では、縁結びのご利益があるとされ多くの参拝客で賑わっています。特に、「縁結守」や「しあわせの桜守」などの授与品が人気を集めています。

また、境内には国の名勝である平安神宮神苑という明治時代を代表する庭園があります。

この庭園では、春の紅しだれ桜、初夏の杜若・花菖蒲、秋の紅葉、冬の雪景色と季節に合わせてさまざまな景色を見ることができ、時間を忘れて散策にふけることができます。日常の喧騒を離れ、リラックスできる貴重な空間ですので、参拝の際にはこちらの庭園にも訪れてみてくださいね。

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平安神宮の社殿は、桓武天皇が開かれた当時の平安京の正庁、朝堂院が約8分の5の規模で再現されているそうなので、平安時代の雰囲気を肌で感じることができます。ぜひ自らの足でこの歴史的な空間を歩み、古の時代の息吹を感じ取ってみてください。

名称平安神宮
住所京都府京都市左京区岡崎西天王町97
開門時間6:00〜18:00 *境内参拝時間
8:30〜17:30 *神苑拝観受付時間
*季節ごとに変動あり
公式サイトhttps://www.heianjingu.or.jp/index.html
アクセス市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」より徒歩5分
市バス「東山二条・岡崎公園口」より徒歩5分
地下鉄東西線「東山駅」1番出口より徒歩10分
京阪鴨東線「三条駅」「神宮丸太町駅」より徒歩15分

上賀茂神社(北区上賀茂)

下鴨神社よりさらに北側の賀茂川沿いに位置する賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)は上賀茂神社という通称でも親しまれている神社です。

国宝2棟、重要文化財41棟を含む広大な境内はすべて世界文化遺産に登録されており、創建は京都で最も古いと伝わっています。

主祭神は、厄除けや開運など強力なパワーを持つ賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)です。

社殿には、「神を逢うこと」「逢う日」という意味を持つ葵の紋がところどころに見られ、北東の杜には二葉葵が群生しているため、訪れるだけでパワーを感じることができるでしょう。

そんな京都随一のパワースポットである上賀茂神社で縁結びにご利益があると言われているのは、摂社の片山御子神社です。

片山御子神社は、上賀茂神社境内に24社ある摂末社の中で第1摂社に定められている神社で上賀茂神社の主祭神である賀茂別雷大神の母神、賀茂玉依姫命(かもたまよりひめのみこと)をお祀りしています。

賀茂玉依姫命は古来より縁結びや安産の御神徳があるとして、女性たちから厚く信仰を集めていました。

平安時代には、『源氏物語』で知られる紫式部が恋の成就を願ってここに参拝したそうです。その時に紫式部が詠んだ恋の歌は新古今和歌集に収録され、現在まで残されています。今も昔も、訪れる人々の間で恋の祈りが静かにささやかれるこの地は、恋愛成就のパワースポットとして知られています。

ハート型の絵馬に願い事を書くと素敵なご縁に恵まれるそうなので、参拝の際にはチェックしてみてくださいね!

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上賀茂神社公式TikTokでは、境内や祭の様子が見ることができるので、気になった方はぜひこちらもチェックしてみてください!

名称賀茂別雷神社
住所京都府京都市北区上賀茂本山339
開門時間5:30〜17:00 *ニノ鳥居開門時間
8:00〜16:45 *楼門及び授与所受付時間
9:00〜16:00 *御祈祷受付時間
公式サイトhttps://www.kamigamojinja.jp
アクセス市バス「上賀茂神社前」より徒歩すぐ
市バス「御薗口町」より徒歩3分
地下鉄烏丸線「北大路駅」より徒歩20分
地下鉄烏丸線「北山駅」より徒歩15分

出雲大神宮(亀岡市千歳)

引用:京都フリー写真素材集

日本一の縁結び神社とも称される出雲大神宮は、縁結びの神様である大国主命(おおくにぬしのみこと)とその后神、三穂津姫命(みほつひめのみこと)をお祀りしている神社です。

足利尊氏によって建てられたと伝わる現在の社殿は重要文化財に指定されており、兼好法師の『徒然草』236段にも記載されているという歴史をもっています。

出雲大神宮での縁結びは、単に男女の仲を結ぶだけでなく、万物が立派に成長するように、社会が明るく楽しいものであるよう、全てのものが幸福であるようにと、お互いの発展の為のつながりが結ばれるということです。この神社では、良縁に関するパワースポットがいくつかあるので、ご紹介します。

一つ目は、真名井の水です。古来から、御神体山より絶えず湧き出ている清き霊水「真名井の水」は、「天下の名水」と呼ばれ、「真名井の水感謝祭」が行われる時はこの貴重な霊水を持ち帰ることができます。

二つ目は、夫婦岩です。

二つの枝分かれした岩が寄り添うような形になっている夫婦岩は、赤い糸を岩の周りに巻き付けると縁結びの願いが叶うと言われています。恋の願いを抱える方には見逃せないスポットですね!

また、境内には猪目(いのめ)と呼ばれるハートマークが隠されているそうです。この猪の目は、ただのハートマークではなく、とにかく縁起が良い日本古来の文様ですので、参拝の際にはぜひ探してみてください!

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毎月第四日曜日には「えんむすびまつり」が行われているので、日程を合わせて参拝に訪れるのも良いでしょう。

名称出雲大神宮
住所京都府亀岡市千歳町出雲
開門時間境内自由
9:00〜17:00 *社務所受付
公式サイトhttp://izumo-d.org/index.html
アクセス亀岡市ふるさとバス「出雲大神宮前」より徒歩すぐ

地主神社(東山区清水)

清水寺の境内、清水の舞台の北側に位置する地主神社は、縁結びの神社として多くの人が参拝に訪れる人気スポットです。

創建は古く、清水寺よりも前には既にこの地にあったと伝えられています。

縁結びの神様である大国主命(おおくにぬしのみこと)を主祭神として、その父母神、、素戔嗚命(すさのおのみこと)・奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)、さらに奇稲田姫命の父母神、足摩乳命(あしなずちのみこと)・手摩乳命(てなずちのみこと)をお祀りしています。

三代続きの神様を祀っているため、縁結びだけでなく子授け安産のご利益もあるそうです。

地主神社は規模は小さいながらも数多くの良縁祈願スポットがあるので、いくつかご紹介します。

恋占いの石

「恋占いの石」と呼ばれる一対の石は、幸せな恋を願う人の心のよりどころとなっています。

一方の石からもう一方の石へ、目を閉じたまま歩いて無事にたどりつくことができれば、恋の願いが叶うとされ、恋の成就を願う多くの人々が列をなしているそうです。

この恋占いの石は、古くは室町時代の文献から見られ当時から、神事として扱われていたとされています。また、この良縁大国さま石は縄文時代の遺物であるとの説があり、はるか昔から地主神社にご縁のあった大変貴重な石だそうです。

参拝の際にはぜひご自身の恋の行方を占ってみてくださいね。

銅鑼の音祈願

この銅鑼は三度軽く叩くと、その心地よい音色が神様に届き、良縁をもたらすとされています。

銅鑼の音には邪霊を祓い、周囲を浄化する力があるといわれ、数字の「三」が持つめでたい意味も含まれています。銅鑼自体は、銅と錫の組み合わせで作られており、良いご縁の巡り会いによってもたらされた楽器です。

この銅鑼を清らかな心で叩き、あなたの願いを神様に届けましょう。

良縁大国

良縁大国様はいつもふくよかな笑顔をたたえて、幸せを授けてくださる神様です。

ここでは、「契り糸」を良縁大国様に結びつけて、良縁を祈願します。

カップルがこれからさらに絆を深めたいと願う場合、女性は糸のついた紅色の紙に、男性は糸のついた白色の紙にご自分の名前を書き、二つの紙の糸を結んで、良縁大国様に結びつけてください。

これから良いご縁に恵まれたい場合は、糸のついた紅色の紙にご自分の名前を書き、糸のついた白色の紙に叶えたい願い事を一言書き、二つの糸のついた紙を結んで、(男性の場合は、白色の紙にご自分の名前を書き、紅色の紙に願い事を一言書いてください。)良縁大国様に結びつけてください。

自分たちの希望と願いを形にして、良縁を願いましょう。

地主神社良縁祈願スポットを3つご紹介しましたが、地主神社は御守りや絵馬などの授与品や恋占いみくじが大変人気ですので、参拝の際にはチェックしてみてください!

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現在、地主神社は社殿修復工事のため、閉門中となっています。直接お参りすることはできませんが、縁むすび特別祈願は郵送にて受付しているそうなので、ぜひそちらをご利用してみてください。

名称地主神社
住所京都府京都市東山区清水1ー317
開門時間9:00〜17:00
公式サイトhttps://www.jishujinja.or.jp
アクセス市バス「五条坂」「清水道」より徒歩15分
京阪電車「清水五条駅」より徒歩30分

まとめ

京都の縁結びスポットをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

有名な古典文学作品に登場する神社や歴史に名を残した偉人が参拝した記録が残っている神社など、いかにも「京都」らしい神社が多く含まれていることがお分かりいただけたと思います。

これらの神社は、ただ美しい観光地としてだけでなく、長い歴史を通じて多くの人々に愛され、信仰されてきた場所です。

そんな人々の祈りや願いが込められている場所を訪れることは、心が安らかになるだけでなく、自分自身の気持ちと向き合うきっかけとなるでしょう。

このガイドがあなたの恋愛成就への一助となり、訪れる場所すべてで素晴らしい縁が結ばれることを願っています。

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