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【受験生必見!】京都のおすすめ学業成就パワースポット神社仏閣10選

京都は、歴史と伝統が息づく古都であり、学業成就のご利益を授かることができる神社仏閣が数多く存在します。

毎年、受験シーズンになると、多くの受験生やその家族が合格祈願や学業成就を願って神社仏閣を訪れています。

本記事では、受験生にオススメしたい京都の学業成就のパワースポットを厳選してご紹介します。合格祈願情報や参拝のポイントなども併せてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!

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志望校に合格したい受験生はもちろん、資格試験の合格を目指す社会人の方もぜひ本記事を参考にしてみてくださいね!

北野天満宮(上京区馬喰町)

「北野の天神様」と親しまれ、全国から参拝者が訪れる北野天満宮は全国に約1万2000社ある天満宮・天神社の総本社であり、言わずと知れた京都随一の学業成就パワースポットです。

御祭神は、学問の神様である菅原道真公。5歳で和歌を詠み、11歳で漢詩を作り、若くして政治の才能があったという言い伝えが学業成就・合格祈願のご利益に説得力を持たせています。

創建は今からおよそ千年前の村上天皇天暦元年(947年)。御神託によって平安京の天門(北西)にあたる北野の地に菅原道真公がお祀りされ、以後代々皇室の御崇敬をうけて多くの人々に信仰されてきました。

元々、北野の地は様々な神事が執り行われてきた場所であったため、「祓いと浄めの聖地」とも呼ばれていたそうです。

そんな歴史と伝統をもつ北野天満宮は学問を志す人々にとって特別な場所であり、年間を通して、学業成就・合格祈願のために多くの人が訪れています。絵馬掛所には、受験生や学生たちの願いが書かれた絵馬が毎年数十万枚奉納されます。

授与所では、御守りやお札、学業鉛筆などさまざまな授与品がありますが、その中でも桐箱に入った学業御守が人気ですので、参拝の際にはチェックしてみてください!

また、境内には「撫で牛」という牛の象があり、自分の体の良くなってほしい所と牛を交互に撫でると良くなると言われているので、勉強関連なら頭、スポーツ関連なら足を撫でてくださいね。

菅原道真公と梅

菅原道真公は生涯を通して梅を愛し、大切にされました。梅について詠まれた歌が多いこともその愛情の表れです。菅原道真公と梅の関係の中で特に有名なのが「飛梅伝説」です。

道真公が右大臣であった時、藤原氏の計略により太宰府に左遷されました。都を離れる際、自邸の梅の木に

「東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」

という歌を詠み、別れを告げました。この梅は、道真公を慕って、彼が大宰府に着くと一夜のうちに彼の元へ飛んできたとされる伝説があります。これが飛梅伝説です。

現在、この飛梅は御神木として太宰府天満宮と北野天満宮で見ることができます。

北野天満宮は梅の名所としても知られ、2月上旬から3月下旬まで梅苑「花の庭」で50種約1500本の梅が色とりどりの花を咲かせるので、時期を合わせて参拝してみるのも良いですね♪

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桃山時代の華麗な装飾が残る御本殿は国宝に指定されていて、宝物殿では「北野天神縁起絵巻」など貴重な宝物を収蔵・公開しているので、文化的価値の高い神社でもあります。

名称北野天満宮
住所京都府京都市左京区馬喰町
開門時間7:00〜17:00
9:00〜16:30 *授与所受付時間
9:00〜16:00 *御祈祷受付時間
公式サイトhttps://kitanotenmangu.or.jp
アクセス京福電車「北野白梅町駅」より徒歩5分
市バス「北野天満宮前」より徒歩すぐ

長岡天満宮

京都長岡に位置する長岡天満宮は、北野天満宮と同じく学問の神様である菅原道真公がお祀りされている神社です。

この長岡の地は、道真公が御生前に六歌仙のひとりである在原業平と共に訪れ、詩歌管弦を楽しまれたという道真公にとって思い出深い場所なのです。

道真公が太宰府に左遷される際、この地に立ち寄り「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しまれたとも言い伝えられています。

創建年は明らかではありませんが、応仁の乱で社殿が消失し、明応七年(1498年)に再建されたとの記録が残っているため、少なくとも500年以上の歴史をもつ神社です。

それ以来、皇室から地元の庶民たちまで厚く崇敬され、寛永十五年(1638年)には八条宮智忠親王によって八条ヶ池が築造されました。

八条ヶ池は外周一キロメートル、貯水量が約35000トンです。池の中堤両側に樹齢百数十年のキリシマツツジが植えられ、花が咲く4月頃には、多くの観光客が参拝に訪れます。

また、境内には北野天満宮と同じく「撫で牛」がありますので、ぜひ触れてご利益を授かってくださいね。

授与所では御守り、お札、絵馬、合格鉛筆、鉢巻がセットになった合格祈願セットを取り扱っているので、参拝の際には忘れずにチェックしてみてください!

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キリシマツツジと紅葉の名所でもあるので、自然を楽しみながら参拝することができるでしょう。

名称長岡天満宮
住所京都府長岡京市天神2ー15ー13
開門時間9:00〜17:00 *社務所受付時間
公式サイトhttps://nagaokatenmangu.or.jp
アクセスJR東海道線「長岡京駅」より徒歩20分
阪急京都線「長岡天神駅」より徒歩10分

東寺

京都駅から程近く、五重塔がシンボルマークの東寺も学業成就にご利益のある寺院です。

創建は今から約1200年前、平安時代初期に唐で密教学んだ僧・空海(弘法大師)が嵯峨天皇の命を受けたことに始まります。

創建当時、平安京には東側に東寺、西側に西寺があり、二つの寺院で都を守っていましたが、西寺は現存していないため、東寺だけが唯一残っている平安京の遺構となっています。

その文化的価値の高さから、平成六年(1994年)に世界遺産に登録されました。

東寺は、日本で初めての私学校「綜芸種智院」を開いた空海によって開かれたことに加えて、学問の神様として数多くの神社でお祀りされている菅原道真が毘沙門天像に祈願したという逸話が残っていることから、学業成就・合格祈願にご利益があるといわれています。

御守りや御朱印なども充実していますので、参拝の際にはチェックしてみてください!

学業成就・合格祈願のご利益だけでなく、境内のざまざまなお堂にはそれぞれのご利益があるので、時間をかけてゆっくり参拝するのがおすすめです。

また、梅や桜、藤に紅葉と季節に合わせて色とりどりの美しい植物たちが境内を彩ります。自然の美しさで心の健康を取り戻す時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

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期間限定で夜間特別拝観とライトアップを行なっていて、普段と違う東寺の一面を見られるのは貴重な体験ですね。

名称教王護国寺(通称:東寺)
住所京都府京都市南区九条町1
開門時間5:00〜17:00
8:00〜17:00 *金堂、講堂
9:00〜17:00 *観智院(宝物館:会期中のみ)
公式サイトhttps://toji.or.jp
アクセスJR「京都駅」より徒歩15分
近鉄電車「東寺駅」より徒歩10分
市バス「東寺東門前」より徒歩すぐ

宇治神社

宇治川の上流に位置する宇治神社は、学問の始祖である菟道稚郎子命(うじのわきいらつこの みこと)をお祀りしている神社です。

第十五代・応神天皇の皇子であった菟道稚郎子命は、幼い頃から聡明で学問の道を究められました。そのため、文教の始祖として学業成就や受験試験合格の神様として崇められ、宇治の地の氏神として長く人々に信仰されてきました。

宇治神社創建のきっかけは、菟道稚郎子命が自ら命を絶ってしまったことです。

菟道稚郎子命の父である応神天皇は、若い者に継がせた方が繁栄が期待できるという古代の慣例に基づき、自分の後継には長男の大鷦鷯命(おおさざきのみこと【後の仁徳天皇】)ではなく、菟道稚郎子命を指名していました。

しかし、菟道稚郎子命は百済からの渡来人王仁から儒教思想を受け、長男相続説を支持していました。

そのため、応神天皇の死後、菟道稚郎子命と大鷦鷯命は互いに皇位を譲り合い、国が混乱してしまいました。

菟道稚郎子命はこの状態を解決するため、312年に自ら命を絶ち、大鷦鷯命に皇位を譲りました。これを悲しんだ大鷦鷯命が仁徳天皇として即位した翌年(313年)、菟道稚郎子命の住居跡であるこの地に菟道稚郎子命の御神霊を祀ったのが宇治神社の創祀です。

悲しい出来事をきっかけに創祀された神社ですが、地元の人々をはじめ学業成就や合格祈願を願う多くの人々によって愛されている神社なのです。

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境内には、正しい道へと導く「神使のみかえり兎」の像や木々に囲まれた神聖なパワースポットがあるので、心穏やかに参拝することができるでしょう。

名称宇治神社
住所京都府宇治市宇治山田1
開門時間境内自由
9:00〜16:00 *御祈祷受付
公式サイトhttp://uji-jinja.com/index.html
アクセスJR奈良線「宇治駅」より徒歩15分
京阪宇治線「宇治駅」より徒歩9分
京阪バス「京阪宇治」より徒歩5分

菅原院天満宮神社

引用:京都フリー写真素材集

「烏丸の天神さん」とも呼ばれる菅原院天満宮神社は、菅原道真公がお生まれになった霊地です。

菅原院天満宮神社は、道真公の誕生地であるだけでなく、その先祖三代にわたる重要な住居でもありました。ここには、道真公の曾祖父である古人朝臣、祖父の清公卿、そして父の是善卿が住んでいました。古人朝臣は桓武天皇に仕え、清公卿は嵯峨天皇、淳和天皇、仁明天皇に仕え、是善卿は文徳天皇と清和天皇に仕えていました。

菅原院天満宮神社では、道真公を主祭神としてお祀りしていますが、彼の父である是善卿と祖父の清公卿も共に祀られており、菅原一族の歴史と功績が大切に語り継がれていることがわかりますね。

境内には、道真公がお生まれになった時(承和十二年・845年)に使われた井戸の「御産湯の井」が残されており、この井戸水はミネラル分を多く含み、まろやかなお水ですので、お持ち帰りになる参拝者の方が多くいらっしゃいます。特に、受験や病気の時などにこのお水を飲みご利益を授かる方が多いそうです。

また、末社の梅丸大神はガン封じのご利益があるといわれています。

平癒石という大きな丸い石に、白いハンカチをあてたあとに患部にさすると効果があるそうです。

社務所では、様々な種類の学業成就お守りがありますので、参拝の際にはぜひチェックしてみてくださいね!

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御産湯の井だけでなく、天満宮御遺愛の石燈籠一基が残っていたりと非常に長い歴史を感じさせる神社ですね。

名称菅原院天満宮神社
住所京都府京都市上京区烏丸通下立売下る堀松町408
開門時間7:00〜19:00
公式サイトhttps://sugawarain.jp
アクセス地下鉄烏丸線「丸太町駅」2番出口より徒歩5分
市バス「烏丸下立売」より徒歩すぐ
市バス「烏丸丸太町」より徒歩7分

梨木神社

京都御苑の東側に位置する梨木神社は、明治18年(1885年)に創建された神社です。

三條實萬(さんじょうさねつむ)公と三條實美(さんじょうさねとみ)公の二柱をお祀りしています。

三條家は、五摂家に次ぐ公卿最高の名家で、古くからすぐれた歌人や学者など賢才偉人を輩出した家です。

實萬公は、生まれつき非常に賢明で温雅高尚な性質を持ち、尊皇愛国の精神においては揺るぎない志を持っていました。幼少期から和漢の文学を広く学び、宮中の古い儀式や礼典にも精通しており、光格天皇、仁孝天皇、孝明天皇の三帝に仕えました。

實美公は、和漢の学問だけでなく、詩歌や書画の分野でも優れた才能を発揮されました。温雅な性質を持ち、玉のような君子としての風格があったと伝えられています。家訓を厳守し、高位にあっても衣服や食事、住まいにおいて質素を保っていたというその徳の高さは、多くの人々の心を掴みました。

学問に秀でた實萬公と實美公にあやかり、学業成就・合格祈願のご利益があるといわれています。

境内には、京都三名水のうちで唯一現存している「染井の井戸」があります。梨木神社は藤原良房の邸「染殿第」があった場所の跡地であり、清和天皇の生母明子の御所としても使われていたそうです。

千年以上前から使われているこの貴重なお水は、境内のカフェCoffee Base NASHIOKIでコーヒーを淹れる際に使っているそうなので、参拝の際にはカフェにも訪れたいですね!

また、萩の名所としても知られていて、毎年9月には「萩まつり」が行われるので季節の植物を楽しみながら参拝するのも良いでしょう。

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江戸時代の国学者上田秋成や日本最初のノーベル賞受賞者の湯川秀樹博士の歌碑が建てられていることからも、梨木神社が学問・文芸の神様を祀る聖地であることがわかりますね!

名称梨木神社
住所京都府京都市上京区染殿町680
開門時間9:00〜16:30 *授与所受付時間
公式サイトhttps://www.nashinoki.jp
アクセス市バス「府立医大病院前」より徒歩3分
市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」「今出川駅」より徒歩20分
京阪電車「神宮丸太町駅」「出町柳駅」より徒歩15分

錦天満宮

京の台所錦市場を真正面にして新京極通のど真ん中に位置する錦天満宮は、「錦の天神さん」として地元の方に親しまれています。

北野天満宮や長岡天満宮と同じく、菅原道真公をお祀りしています。

そのため、学業成就や合格祈願などのご利益を目的に参拝される方が多いのですが、新京極という繁華街の中に位置する神社のため、商売繁盛の祈願に訪れる方も多いそうです。

敷地面積が小さいコンパクトな神社ですが、撫牛やおみくじなど見どころがギュッと詰まっています。

その中でも特におすすめしたいのが「大願梅」です。願い紙に願い事を記し、大願梅の中に収めて境内の『大願梅の樹』に奉納すると、願いが叶うと言われています。(『大願梅の樹』に奉納せず持ち帰ることもできます)

奉納した大願梅は、月次祭でお焚き上げしてくださるそうです。

また、「からくりおみくじ」というものもあります。これは、人が近づくと、神楽が鳴り獅子舞が踊り始め、コインを入れるとその獅子舞がおみくじを運んでくれるという一風変わったおみくじです。

総合みくじ・和英文みくじ・和英文花みくじ・恋みくじ・こどもみくじ・よろこびみくじの6種類があるので、どれが出るか楽しみですね。

他にも、絵馬や御守りなど授与品はラインナップが充実していますので、参拝の際にはぜひチェックしてくださいね!

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錦天満宮の位置する新京極周辺には美味しいグルメが楽しめるそうなので、訪れる際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

名称錦天満宮
住所京都府京都市中京区新京極通り四条上る中之町537
開門時間8:00〜20:00
公式サイトhttps://nishikitenmangu.or.jp
アクセス阪急電車「河原町駅」より徒歩10分
京阪電車「祇園四条駅」より徒歩10分
市バス「四条河原町」より徒歩5分

白峯神社

江戸時代末期、第121代孝明天皇が崇徳天皇の霊を慰め、国難に対するご加護を祈るため、崇徳天皇の霊を四国・坂出の「白峰山陵」から京都に迎えようとしましたが、実現せずに崩御されてしまったため、その意思を継いだ明治天皇が創建したのがこの白峯神宮です。

御祭神は、第75代崇徳天皇と第41代淳仁天皇です。

ともに配流地で閉じることになってしまった両天皇ですが、崇徳天皇は百人一首に歌を残され、淳仁天皇は『日本書紀』を編纂した舎人親王の皇子であったため、学問の世界において功績を残された方です。

また、白峯神宮では「まり」の守護神として精大明神が祀られています。「精大明神」は蹴鞠や和歌の宗家である飛鳥井家が代々守護神として邸内に祀ってきたもので、それを引き継いでいるそうです。

そのため、「まりの神様」として広く崇敬されており、日本サッカー協会をはじめ、各種スポーツの公式球が奉納されています。

蹴鞠はボールを落とさないことから、スポーツの上達だけでなく、「試験に落ちない」や「学力が落ちない」など学業成就のご利益があるそうです。そのため、毎年修学旅行シーズンには多くの学生が、スポーツ上達や学業成就の祈願に訪れます。

さらに、京都市の天然記念物に指定されている樹齢数百年の御神木があなたの心を癒し、前向きに努力する力を授けてくれるでしょう。

崇徳天皇と和歌

崇徳天皇は、政治的な争いや天皇家内部の揉め事に巻き込まれ、最期は、配流先の讃岐で生涯を終えることになった悲劇的な運命を辿った人物です。

そのため、「日本三大怨霊」の一つとして数えられ、崇徳天皇に対して怖いイメージがある人も多いのではないでしょうか。

しかし、崇徳天皇は幼少の頃から和歌を学び、風流な心の持ち主であったともされています。そんな崇徳天皇の代表的な和歌をご紹介します。

「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ」

この歌は、川の流れが速く、岩に堰き止められた急流が二つに分かれていますが、それも下流では合流して一つになっているように、愛しいあの人と今は分かれてしまっても、いつかきっと再会しようと思っている、という意味です。

一途な恋心を詠んだ素敵な歌です。

境内には、この歌の歌碑があるので、参拝の際にはぜひその目で見て、崇徳天皇の想いに心を寄せてみてくださいね。

名称白峯神宮
住所京都府京都市上京区飛鳥井町261
開門時間8:00〜17:00
8:00〜16:30 *授与所受付時間
公式サイトhttps://shiraminejingu.or.jp
アクセス市バス「堀川今出川」より徒歩1分
市営地下鉄烏丸線「今出川駅」より徒歩10分

誓願寺

引用:京都フリー写真素材集

新京極の商店街の中に位置する誓願寺は、飛鳥時代に創建された非常に長い歴史をもっている寺院です。その長い歴史の中で、法然上人、西山国師、立信上人と続く浄土門の聖地となり、「街の中にあるお寺」「暮らしに密着した信仰の場」として人々に愛され続けてきました。

西暦667年に、天智天皇の勅願によって創建されました。創建当時は、奈良県にありましたが鎌倉時代初期に京都の一条小川に移転し、その後天正十九年(1591年)に豊臣秀吉によって現在の地に移されました。

御本尊である阿弥陀如来像は、もともと石清水八幡宮に安置されていたものだそうです。

誓願寺は清少納言や和泉式部など名だたるエッセイストが帰依した寺院でもあるので、女人往生の寺としても知られており、文章や文学に関連するご利益を授かることができます。

また、落語の祖と呼ばれる「策伝上人」や謡曲「誓願寺」に謳われるなど、落語発祥の寺、芸道上達の寺としても信仰を集めています。

新京極商店街の賑やかな雰囲気の中にある寺院ですので、観光ついでにぜひ訪れてみてください!

名称誓願寺
住所京都府京都市中京区新京極桜之町453
開門時間9:00〜17:00
公式サイトhttps://www.fukakusa.or.jp
アクセス市バス「河原町四条」「河原町三条」より徒歩5分
市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」より徒歩5分
阪急電車「河原町駅」より徒歩5分
京阪電車「三条駅」より徒歩10分

藤森神社

藤森神社は、京都深草洛南に平安遷都以前からお祀りされていて、菖蒲の節句(端午の節句)発祥の地としても知られています。

摂政三年(203年)に新羅より凱旋した神功皇后によって創建されたのがはじまりで、約1800年もの歴史をもつ神社です。

素盞鳴命(すさのおのみこと)神功皇后(じんぐうこうごう)舎人親王(とねりしんのう)をはじめ十二柱がお祀りされています。舎人親王は、『日本書紀』を編纂した人物でもあり、日本最初の学者であることから、学業成就のご利益があるそうです。

また、毎年5月5日に行われる藤森祭は菖蒲の節句(端午の節句)発祥の祭と言われ、各家々に飾られる武者人形には藤森の神が宿るとされています。菖蒲は尚武に通じ、尚武は勝負に通じることから、勝運を呼ぶ神様として信仰されています。

藤森祭で奉納される駈馬神事が馬の神事であることから、馬の神としても信仰され、馬主、騎手、競馬ファンにも人気のある神社です。

勝運を呼ぶということと、ギャンブル要素のある競馬ファンからの信仰を集めているということから転じて、宝くじの当選祈願に訪れる方も多いそうです。

年間を通してさまざまな、お祭りが開催されているので、お祭りの時期に合わせて参拝してみるのがおすすめです!

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境内の宝物殿では、重要文化財に指定されている南北朝時代の紫絲威大鎧(むらさきいとおどしおおよろい)や三条小鍛冶宗近作の宝剣、現在は御物として保管されている太刀 銘国永(名物鶴丸)の写しなど戦いに因んだ社宝100点あまりを展示しているので、こちらも必見です!

名称藤森神社
住所京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
開門時間9:00〜17:00 *社務所受付時間
公式サイトhttp://www.fujinomorijinjya.or.jp
アクセスJR奈良線「藤森駅」より徒歩5分
京阪電鉄「墨染駅」より徒歩7分
市バス「藤森神社前」より徒歩すぐ

まとめ

京都で学業成就にご利益のある神社仏閣をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

どの場所も歴史と伝統に彩られ、学問や知識にまつわるご利益が得られるとされる名所ばかりです。受験や資格試験、さらには日々の勉強に取り組む皆さんにとって、これらのスポットでの参拝や祈願は、大きな励みとなることでしょう。

今回ご紹介した神社仏閣は、静寂な環境と美しい景観があるものも多いので、心を落ち着けるのにピッタリです。

忙しい日常から少し離れて、自然と歴史の中でリフレッシュすることも大切です。学業成就を祈るだけでなく、心身ともにリラックスし、気持ちを新たにする場としてもぜひ訪れてみてくださいね。

最後に、学業成就パワースポットで得られるエネルギーが、皆さんの力となり、素晴らしい成果を生むことを願っています。頑張ってください!

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